行政書士 吉田良子は、NPO法人ら・し・さが運営する終活アドバイザー協会の認定終活アドバイザーとして
終活、エンディングノートの書き方について、わかりやすくサポートします。
書店でもたくさんの種類が並んでいるエンディングノートですが、立派なものほど
などと悩んでしまい、せっかく購入したのに、
手をつけていないという方も多いのが実情です。
エンディングノートは遺言のように法的な効力はありません。
逆に、法的効力がないので、決まった形式もなく自由に書くことができます。
市販されているエンディングノートを活用するもよしですが
「ノート」である必要もなく
メモ用紙を一つの箱に入れてエンディングノートボックスとするもよし。
考えすぎずに、できることから始めてみてはいかがでしょうか?
エンディングノートには、緊急連絡先から金融機関の情報など個人情報がビッシリ詰まっています。
保管は厳重にしなければなりませんが
は、家族や見つけてほしい人に伝えておくことが重要です。
エンディングノートは自由に書くことができるので、内容も自分で決めることができます。
ここで、エンディングノートの作成に必要だと思われるコンテンツをご紹介しておきます。
基本情報
私のこと、緊急連絡先、家系図、生い立ち、思い出、趣味、資格、自分史など
医療について
健康保険、かかりつけ医、持病、常備薬、もしもの告知について、延命治療のこと、臓器提供・献体について
介護について
現在受けているサービス、介護してほしイ場所・人、介護費用はどうするか
財産管理について
寝たきりや認知症になったら誰に管理してほしいか
財産処分について
遺言書の有無
財産の記録(不動産・預貯金・生命保険・株式・貴金属など)
預金通帳・印鑑・健康保険証・年金手帳等の保管場所など
葬儀について
葬儀の生前準備の有無、宗教・場所・予算・法名・香典・遺影・音楽・花など
棺にいれてほしいもの、参列者に伝えるメッセージ、会葬礼品など
お墓について
準備の有無、供養の仕方、祭祀の主催者、供養の費用、年忌法要など
死後にしてほしいこと
ペットのこと
携帯電話やパソコンのデータ処理について 等々…
これらのコンテンツから書けそうな部分を選んで、気軽に書き始めてみてはいかがでしょう。